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今頃母は新幹線に乗って岩手へ向かっています。あちらの桜の開花状況はどうだろうな~、なんて思いつつ桜前線とともに北上です。埼玉北部はここ数日で桜が満開を迎えています。空に手を伸ばすように、ぐ~っと枝をひろげて春を知らせています。春はいろいろな植物が饒舌に自己アピールしているように思えます。「私は桜!」「こっちはハクレン!」下からは「こっちも見て!」といわんばかりのホトケノザやオオイヌノフグリ、水仙やすずらんも可憐に元気いっぱい。

 

 

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庭の木々もさかんに自己アピール中です。ローズマリーはのびのびと、柿の葉は若々しく潤いたっぷりの若葉を芽吹かせています。生命力あふれる春です。

母は「生地が厚くて縫うのが大変!」とうんうんうなりながら裂き織りのバッグを作成。シックな色合いですが、裂き織りならではの表情が出ていて迫力があります。バッグを新調してお花見やドライブに出かけるにはもってこいの季節ですね。

 

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今年は春一番が吹かなかった、と先日ニュースで知りました。春一番、と呼べる風にはいろいろな決まりがあるそうで、今年はその規定の範囲内で吹かなかった、ということらしいです。今日のような小雨の降る寒い日には春の気配をなかなか感じられませんが、新鮮なイチゴの香りをかぐと、ぶわ~っと嗅覚から春を吸い込んだような気になります。桜餅や草もちからは視覚からの刺激・・・。やっぱりパクリと食べて味覚からの刺激が一番でしょうか?

 

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器から季節を取り込む、というのもいいかもしれません。写真ではわかりにくいですが、スプーンとフォークの柄の先が桜になっています。箸置きもさりげなくゼンマイです。さらに先取りしてミニ鯉のぼりも出してみました。鯉のぼりがたなびく姿は、ほんとに悠々と温かい空気を運んできてくれるように思います。

 

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母が知り合いからいただいた江戸褄を、スプリングコート風に仕立ててみました。あ~、こんなの着て歌舞伎を見に行きた~い!としばし盛り上がりました。裾模様がすばらしいので、柄をそのまま生かしました。バッグも新調してうきうき出かけられる季節は、きっとすぐそこに来ているはずです。

 

 

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一年前の今頃は、毎日不穏な気持ちですごしていたんだ、と改めて振り返るここしばらくです。うまく説明できないのですが、あの震災以来、日々のいろいろなことに対する自分の気持ちがそれまでとちょっと違うように思います。毎日をしっかり生きないと、と強く思い続けた一年でした。

 

 

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庭の片隅に、2年前にお客様からいただいた雪割草が花を咲かせました。先週あたりからつぼみは開いていたのですが、気温がぐっとひくかったのでかたく下を向いていたのです。それが温かな今日の日差しを受けて、元気に答えるように上を向いて咲いています。こんな可憐な花が、雪を割って地表に出てきて咲いていたら、それはもう100点満点で春の気配でしょう。

 

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もうひとつは、近くの直売所で見つけたすみれ。小ぶりな花と、高山植物のような葉が特徴のようです。写真ではわかりにくいかも知れませんが、花の色が、春霞のようなスモーキーな淡いピンクで、こちらも春らしい色合い。寄せ植えにしてお店の入り口で咲いていてもらおうと思います。

 

 

 

 

 

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4年に一度しかないという今日、埼玉北部はめずらしく一面の雪に覆われています。細かくなったり、綿花のような大きなかたまりになったりしながら、ほわほわと雪が降り積もっています。庭の柿の木の細い枝の上にすら、日本画のような雪が。出勤途中の竹やぶの竹、枝も葉も雪の重さに耐えられません!というしなり具合でした。2年位前もたしかそうだったのですが、関東でも2月の終わりころに、こんな風にたっぷりと雪が降ることが時々あります。

 

120229_1009~01.jpgこんな天気の日に見ると、ぐっと寒々しい気がしますが、母が最近、自分で藍染の布を抜染(ばっせん)して7部袖のチュニックを作りました。藍の色は6月下旬ころのイメージだね~、と改めて実感。色による季節感は大事です。そろそろほんわりとした黄色やピンク、萌黄色などの明るめの色のものが気になるのは、ひな祭りだったり梅の便りだったりが近いからでしょう。気持ちも一段明るく、春を迎えたいものです。

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